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松山コーポレーション合同会社

パッキンに染み込んだカビの洗浄方法|としまハウスクリーニング

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パッキンに染み込んだカビの洗浄方法|としまハウスクリーニング

パッキンに染み込んだカビの洗浄方法|としまハウスクリーニング

2023/02/27

目次

    パッキンに染み込んだカビの洗浄方法

    ご家庭のどこかに取れないカビはないでしょうか?

     

    うちは綺麗なので絶対にない。

    というところでも気づくか気づかないかのものが一つぐらいはあると思います。

    ゴムパッキンはそれの典型です。

     

    今回はそんなゴムパッキンに染み込んだカビの除去を行います。

    カビは1年以上染みたものをご用意しました。

     

    カビは熱に弱いと言われます。

    カビは塩素系漂白剤で洗浄すると良いと言われます。

     

    果たしてどのような方法が一番良いのでしょうか?

    検証を行いました。

    黒カビとは

    ■カビは菌糸と呼ばれる糸状の細胞からなり、胞子によって増殖する。 生活空間では梅雨、台風の季節など湿気の多い時期・場所に、たとえば食物、衣類、浴槽の壁などの表面に発生する。多くの場合、その発生物の劣化や腐敗を起こし、あるいは独特の臭気を嫌われ、黴臭いなどと言われる。人によっては食中毒やアレルギーの原因となることもある。

    https://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AB%E3%83%93

    参照:wikipwdia

     

    とあります。

     

    多くはブログや文献に紹介されていますので

    ここでは詳細な説明は省きますが、

     

    まとめると、

    ・空気中に存在

    ・湿気が多い場所で繁殖

    ・カビの適温は40度未満

    ・水垢や石鹸カスなどの汚れがカビの栄養源

    ・皮膚炎や気管支炎など人体にも有害

     

    ということです。

     

    見た目もあまり良くないので、

    早めに除去したいですね。。。

    黒カビの洗浄

     

    黒カビは熱に弱いということで知られています。

    「50度以上で死滅する」

    https://10mtv.jp/pc/column/article.php?column_article_id=732

    ※カビ除去の方法と予防について書かれています。

    参照:テンミニッツTV

     

    私共ハウスクリーニングの事業者も参考とさせて頂く記事ですが、現実はそんなに甘くありません。

     

    こちらでも塩素系漂白剤を使用してカビ取りを行っているようですが、

    パッキンや樹脂の素材に染み込んだカビは完全に除去することはほぼ不可能です。

     

    経験上、シャワー50度以上で○○秒当てるという方法はある程度は落とすことができます。

    ですが、完全に染み込んだカビには効きません。

     

    完全に取り切れなかったらまた繁殖する。

    できるなら繁殖させないように完全に取り切りたいですよね。

     

    果たして染み込んだカビは取れるのでしょうか。

    染み込んだカビ取りの検証

    今回はキッチン水回りのカビ取りになりますので、

    50度以上のお湯を〇〇分かけ続けるということが出来ません。

    その代わりにドライヤーを使います。

     

    また、カビは長く塩素系漂白剤に漬け込んだ方が良く取れると言われています。

    https://www.youtube.com/watch?v=jlPaaL6TF6s

    こちらでは1時間の漬込みでカビが綺麗に取れています。

    参照:茂木流掃除講座@Youtube

     

    →つまり熱と長時間を組み合わせればどのようなカビでも取れるということになるのでしょうか。それとも熱よりも時間をかける方が良いのでしょうか。

     

    検証はこちらです。

    「ドライヤーをかけて塩素系漂白剤で1時間ほど放置、

    したものと8時間塩素系漂白剤だけで漬けたもの、

    どちらが効果があるか」

     

    使用するものはこちら

    ・キッチンブリーチ

    ・ドライヤー

    ・キッチンペーパー

    ・歯ブラシ

    ・カビとりスプレー

     

    ※塩素系漂白剤使用中は塩素のにおいが出ますので、換気は充分に行うようにしてください。

    ドライヤー+90分の漬け置き

    【手順】

    ①ドライヤーで対象箇所に1分熱を当てます。

     

    ②キッチンペーパーに塩素系漂白剤を染み込ませ、割りばしなどでつかんで対象の箇所に置きます。その上からラップします。

     

    ③カビとりスプレーと歯ブラシを使って洗い流します。

     

    【結果】

    表面のカビが取れました。

    色は黒だったものがグレイになりました。

     

    ただ、良く見ると染みたカビは取れているところ、取れていないところがあります。

    6割ぐらいは落ちているので目立たなくはなっていますね。

    8時間漬け置き

    【手順】

    ドライヤーを使わないだけで先程とほぼ同様です。

     

    【結果】

    先程と大きく差があるかと言われると圧倒的な差はないのですが、僅かにこちらの方が良く取れています。

     

    色は先程よりも薄いグレイ。

    完全には取り切れていません。

    8割ぐらいはカビが落ちています。

    結果

    向かって蛇口から

    右側ドライヤー+90分

    左側8時間

    ※クリックして見てみると色の違いが分かります。

     

    今回は熱+長時間もしくは超長時間、

    どちらの方が染み込んだカビには効果があるか検証しました。

     

    完全には取り切れなかったのですが、

    超長時間(8時間)漬け込んだ方が良く取れている。

    ということが分かりました。

     

    ただ、

    ドライヤーと90分の漬込みは8時間の漬け込みと僅かな差だったので十分に効果があることも分かりました。

     

    こちらをお読みの方々が悩んでいるようなカビの

    その染み込みの度合いや経過年数ややりやすい方法で使い分けても良いのかなと思います。

     

    ただ、熱を加える作業は割りと面倒な作業なので

    それが手間に感じる方は寝ている間に放置するとかが良いでしょう。

     

    面倒とは言っても

    キッチンペーパーに染み込ませてラップまでは最低限必要です。端折ると失敗して時間の無駄になりますからね!

     

    いずれにせよやはり漬込みは1時間以上見ておいた方が良いですね。

     

    そしてにおいには注意しましょう。

    部屋に充満してきつかったので換気はしっかり行いましょう。

    ビフォーアフター

    Before

    After

    ドライヤー+90分

    After

    8時間

    こちらの方法はキッチンブリーチでできるので、

    とてもおすすめです。

     

    ぜひ皆さんも試してみてください。

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